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響クリニックは、 平成21年4月に香椎浜メディコプラザで開院し診療を続けてきましたが、諸般の事情により令和7年7月1日に現在地(西鉄貝塚線、名島駅前)に移転しました。
当初は、院長、受付、心理士の3名のミニマムなクリニックでしたが、現在では非常勤医師3名、非常勤臨床心理士3名(内2名公認心理師)が勤務しています。児童思春期から老年期までの心理学的、精神医学的問題に対応し、小学生から90歳を超える方まで幅広い年代の方が通院されています。
当院は予約制(初診、再来、カウンセリング)を採用しています。待ち時間を減らし、診療時間を確保するための手段です。開院当時は、初診時およびカウンセリング予約料を設定するクリニックは、福岡では少数でした。初診に十分な時間をかけ、心理士と協働して治療にあたる当院の診療スタイルは、皆様のご理解とご支持を得て、今日まで続けてこられました。(なお、医師の通常再診は、予約料は不要です。)
近年では再来患者が増え、初診は月に15名前後しか対応できていません。結果として、初診希望の方をお断りすることが増え、大変心苦しく思っております。現実問題として診療の質を保つためには、新患数の制限をせざるを得ません。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
私自身は還暦を過ぎ、老いと向き合いながら日々を過ごしています。デジタルに未だなじめず、オンライン診療、クレジット決済にも対応できていませんが「声の響に耳を傾け、気持ちに配慮する」(開院時のあいさつ文からの引用)ことを忘れずに診療にあたる所存です。
令和7年8月 院長 梅末正裕

(20年近く前に息子が描いた似顔絵
ですが、今でも面影があります。)
専門分野
臨床精神医学、精神病理学、精神医学史
院長略歴
昭和36年 福岡市生まれ。
西南学院中学校、ラサール高校卒業。
昭和62年九州大学医学部卒業後、九州大学医学部神経精神医学教室に入局し、同大大学院博士課程修了。
英国ケンブリッジ大学医学部精神科(visiting scholar)、国立病院九州医療センター、壱岐公立病院精神科(現壱岐市民病院)九州大学病院精神科(教官、病棟医長)、行橋記念病院、朝倉記念病院、かしい心療クリニックなどで、診療、教育、研究に従事。
平成21年4月、響クリニックを香椎浜に開設。
令和7年7月、現在地(西鉄名島駅前)に移転。
■資格、学位
医師免許(医籍番号303968)、医学博士(九州大学)、精神保健指定医(厚生省)、精神科専門医(日本精神神経学会認定)
■所属学会
日本精神神経学会、日本精神医学史学会(評議員)