2009年9月23日
外来診療の不満に関するアンケートをみると、待ち時間の長さ、診療時間の短さが、いつも上位に並んでいます。私は、開院に当たって、予約制を採用して、待ち時間を短くし、診療時間を確保することを、目指しました。
当院は、予約制を採用し、再診は10分間の診察枠でスケジュールを組んでいます。開院当初は、一時間で2,3人の予約しか入っておらず、余裕がありました。患者さんが予約時間に遅れて来院されても、お待たせすることなく診療が始められ、そして診療時間が十分に確保されていました。
さて、開院して、4ヶ月たち、受診者の数も増えてきました。とても有難いことです。土曜日や、平日の午前中は、一時間に5,6人の診療予約が入るようになりました。予約時間前に来院された方を優先して診療しておりますので、遅れて来院された場合には、空き時間に診療をすることになります。診療時間を十分に確保できない場合もありますので、ご了承ください。稀ですが、5分しか遅れていないのに、30分お待たせする状況も発生しています。誠に申し訳ありません。
10分の診療時間では、短すぎて、十分に話ができないと、思われる方もいるでしょう。そのような方には、臨床心理士との共同治療を、ご提案します。45分枠で対応できます。診察時に遠慮なくお申し出ください。
予約制は、患者さんのご理解とご協力があって、初めて維持できます。今後ともよろしくお願いいたします。
尚、初診の方の診療時間は約1時間を確保しておりますが、予約時間を遅れられますと、その分診療が十分にできない場合もあります。ご理解のほどお願い申し上げます。
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